タマネギの栽培記録  (01年9月期)

01年のタマネギ栽培はおおむね満足でしたので、
栽培記録をまとめてみました。
(01年の写真は少ないです)
2002.8.24

今回のタマネギ作りの目標は次のようなものでした。

1 スイカの栽培が控えているので4月中に栽培を終える。(タキイソニック)
2 進呈用、自家消費用に出来る限り大玉にする。(タキイアトン)
3 貯蔵用に締まった中玉を作る。(タキイアース)
播種、定植はタキイの栽培表のとおりとしました。
タキイの品種は播種・定植日を細かく指定しているのでわかりやすいです。
播種前
準備

播種2週間ぐらい前に1握りほどボカシ肥と石灰資材を振り、軽く表面をならしました。
未熟有機の散布は虫を呼ぶことがあるので使いませんでした。
播種 12〜15cmぐらいの条間を取り、5mm間隔で筋蒔きしました。
1cmぐらいの覆土をして裸足で踏み堅く鎮圧しました。

土が堅く締まったら水をかけ新聞紙で覆いその上にも水をかけておきました。
9月18日 ソニック
9月22日 アース、泉州黄
9月24日 アトン

2001.9.24 アトンの播種
右側は発芽済みのソニック、アース
発芽 播種後5日間ぐらいで発芽するので遅れずに新聞紙を取り除きます。
1週間ぐらいしたら薄い液肥をかけ、
2,3周間して草取りを兼ねて中耕しました。中耕の前に化成を半握りほどバラ撒いて追肥し、
定植までに2,3回液肥と化成の追肥をしました。

2001.10.14 左アトン 右ソニック
定植前
準備
過石を1uに1握り半ぐらいと石灰資材を撒き耕起し、次にウネの中央に溝を掘り堆肥1mにバケツ1杯ほどボカシ肥えバケツ半杯、過石一握りほど入れて埋め戻しました。
その後ウネ全体にボカシ肥1握りから一握り半、化成を半握りほど撒き、表面を平らに均し、
次に玉ねぎ用マルチ(12cm*15cm*5列)を張ります。

ウネの準備は、2週間ぐらい前から準備したり、当日に耕起から定植までやってしまったりいろいろですが、いずれも問題はありませんでした。

大玉アトン用のウネはタキイの指定通り、平らに近いウネにしました。乾燥を避けるためのようです。
定植
 穴に植えるには大さじを使って穴を掘りましたが、もっと良い方法があればいいのですが。

定植後
雨が降らずに乾燥するような場合には水を散布しました。
あとは除草と追肥だけです。

2001.12.25の様子
追肥 1月中旬、化成を1uに半握りぐらいを薄めに散布し、葉の色や生育具合を見ながら2回ほど行い、
同様に2月下旬に化成を散布して止め肥えとしました。

2002.2.26 白く見えるのが化成
アースの状態
2002.3.30

2002.4.26 ソニック 倒伏開始
収穫  ソニック(早生)
 トウ立ちが10%ほどあったので、02年は少し播種日を少し遅らせようと思っています。このタマネギは非常においしかったです。

アトン(極大玉)
今回は窒素が多すぎたためか早目に倒伏し始めましたが、更に1,2週間そのままにしておいたところ目に見えて大きくなったので、大玉目的のためには全数倒伏してから収穫した方が増収が上がると思います。 これもおいしいタマネギでした。

 アース(貯蔵種)
 この品種は長期貯蔵用ですがこれも半分くらいは貯蔵に向かない大玉になってしまいました。小さいのを選んで貯蔵用にしましたがちょっと失敗でした。

2002.4.29 ソニック収穫
貯蔵用にするには、抜いてからそのまま乾燥して水分を抜きますが、すぐ食べるときは倒伏がはじまる頃収穫し水分を抜かないように葉を落として(青切り)早めに食べるのがいいと思います。スライスして生食するにはこの方がおいしいようです。
CD級の玉が数多く採れました。
CDの上側のタマネギは扁平なことから補植した泉州黄と思われます。泉州系の品種も結構大きくなることがあります。

2002.6.1 アトン
大きい玉で600g、小玉で200g、平均約400gでしたが、次は平均で600gを目標にしてみます。

大玉をねらうにはマルチは欠かせない資材と思います。
マルチを使わないときには小玉ばかりで収穫量は上がりませんでした。

2002.6.1 アトン
01年の作付けは7ウネでしたが、02年は4ウネに減らす予定です。(大玉が採れたので数を減らします。)

02年の品種は、
極早生 タキイチャージ
極大玉 タキイアトン
貯蔵用中性種 タキイアース
通信販売で購入しました。

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